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「できることに着目することの重要性がよくわかった。できない事にサービスを補充するのではなく、着目する視点を変えていこうと思う。」

「専門職の視点からしか聞きとりができていなかったことに気づかされた。会話の中にある願い、気持ちに気づき、専門職ではなく私だったらどう対応するかを考え接していこうと思う。」

「多方面から「その人を知る」ことで本人らしさを保って生活できる喜びを感じていただけるよう支援していきたい。喜びにつながるアイデアを出しあえる事業所でありたいと思うセミナーでした。」

これは、参加した介護に関わる専門職の感想です。要支援者は介護サービスからの卒業であるということ、また、「してあげる支援」が、よい支援といえるのか、など、具体的な事例を動画で確認しながら、お話を聞きました。講師は(一財)医療経済研究・社会保険福祉協会 医療経済研究機構 政策推進部 副部長 国際長寿センターディレクターの中村一朗氏。

後半は、実際の事例について、ブレインストーミング形式で意見を出し合い、本人の意欲を起点とした支援はさまざまな考え方があることを共有。自立支援の視点が変わった、との意見が多く、高評価な研修会となりました。社協では、介護に関わるみなさんと一緒に寒河江市の高齢者を元気にしたい、と強く思っています。

市民福祉課と地域包括支援センターで主催し、社会福祉法人すばると共催で開催しました。